2008年12月26日金曜日

「ブロガーが選ぶ2008年度ウェブキャンペーンベスト5」バトン

アドマン2.0@デキる広告マンの作り方さんに端を発したこの素敵な企画ですが、アドマンさん⇒則天去私さん⇒ひよぷら日記さん⇒カムリブログと、なんと僕のところまで回ってきました。
せっかくの良い機会なので僭越ながら2008年ベストキャンペーンを挙げさせて頂きます。(※順不同)

切り口は、あちらの世界とこちらの世界にまたがる仕組みが面白いなと思ったものを挙げてみました。

お題「①印象に残ったウェブキャンペーンを5つ、②その理由、③バトンを渡す相手を3名指名して、バトンを回してくださいませ!

①「AXE WAKE-UP SERVICE INC.」
⇒PC×モバイル連動。魅力的なコンテンツと、それが何気ない日常に入ってくる仕組みが秀逸だったので。

②「着☆あぷ♪ キャンペーンガールを育てよう♪―目指せ!東京ゲームショウ!」
⇒PC×リアルイベント連動。すごく面白いキャンペーンです、一番すごいところは実際に実行しちゃったところです。投稿コメントの検閲がなかったらしいですし。

③「gyorol」
⇒モバイル×リアルイベント(×PC)。モバイルとリアルイベントとそれをつなぐコンテンツ、それぞれの設計が新しく、秀逸でした。

④「おお勇者よ、釣られてしまうとは何事だ」(スクエア・エニックス)
⇒これはウェブだけで完結するものなのですが、単純な仕掛けで効果的にブランドの持つ世界観を伝えれているなと思ったので挙げてみました。

⑤「gremz」
⇒ブログパーツ×リアル植樹。これも、ブログパーツとして新しい仕組みだったので。


申し訳ないのですがバトンはここで止めさせて頂きます。結果が非常にたのしみです。

2008年12月25日木曜日

これでこそ、Google! ―社員へAndroid携帯をクリスマスプレゼント

2008年12月24日のCNETニュース記事、「グーグル、社員にAndroid携帯「HTC Dream」をプレゼント」。
Googleはオーストラリアをはじめ世界各国の多くの同社社員にクリスマスギフトとして、「G1」の名称でも知られるAndroid携帯「HTC Dream」をプレゼントした。Google関係者は現地時刻12月22日、ZDNet Australiaに対して「われわれは、Androidソフトほどのものはこれまでに開発したことがないので、これはその成果を祝うまたとない機会となった。」と述べている。同関係者はまた、ホリデーシーズン気分を盛り上げるだけでなく、すべての社員にHTC Dreamを利用してもらうことにより、Androidのさらなる改善が期待できると付け加えた。「社員にHTC Dreamをプレゼントし、彼らに改めてDream携帯電話を利用してもらうことにより、さらなる改善が図れる。」
Googleも不況には勝てぬ―福利厚生削減、実験的プロジェクトも縮小」といったニュースもある中ではあるが、これでこそ、Googleだ!

2008年12月22日月曜日

『iMo』 ―アップルの次世代自動車!?

『iMo』と名付けられたこの次世代の乗物は、英国コベントリー大学で自動車デザインの修士課程に在籍するAnthony Jannarelly氏が考案し、2024年にリリース予定の100%自律型自動車です。ちなみに、アップルロゴを冠していますが、実は正式なアップルの製品ではありません。iMoは自律運動で保管場所である『iPark』に自力で駐車するといったことや、ホログラフを使ったUIによりジェスチャーで車を制御できるとなどといった機能が想定がされており、また、車体はどのようにでも形を変えられる「ソフト・スフィア」(柔らかな球体)となっており、ユーザーの必要に合わせて形を変えるといった設計だそうです。
アップルロゴを冠している所以として、Jannarelly氏は「最先端の技術を用いながら、余分なものを排除するプロセスを適用することで、シンプルで洗練されたソリューションを考案するというアップルの哲学をベースにしている」と述べているそうです。
ちなみに、このiMoは仮想の産物ですが、実は既存の技術を集めることで実現は可能であるということです。仮想の製品ページもあります。コチラ

アップルが自動車を実際に造るかということはさておき、これはすごく魅力的で心躍る乗り物です。自律走行と走行管理で街中の移動もスムーズになりますね。恐らくこの頃には、身の回りのものの殆どがあちらの世界とコネクトできるようになっていて、生活スタイルはかなり変わっているのだと思います。

にしてもアップル哲学は、様々なところに影響を及ぼします。この哲学こそがアップルの強さの素であり、アップルブランドの根幹なのでしょう。
いやはや乗ってみたい。

2008年12月19日金曜日

Google「Picasa Web Albams」の「name tag」 ―画像データの新しい整理方法

Googleが提供するオンライン写真共有サービス「Picasa Web Albams」が12月16日に公開されました。
そのサービスの中で注目すべき機能は、写真に写っている人物の顔を自動認識する機能。
人物の写った写真に「name tag」というタグを付けることができるのですが、「name tag」を付けるとアーカイブの中でその人物の写った写真を自動検出して同じタグが付けられるのです。だから、特定の人物が写った写真を一括で検索できたりします。
ちなみにこの「name tag」機能はGoogleが2006年に買収したNeven Visionという会社の技術をベースにしたものらしいです。(他にGoogle Translateと連携し、コメントを別の言語に自動翻訳する機能なども搭載。)

今までは、細かくフォルダに分けて整理するか、写真の付帯情報(タグなど)で整理するといった方法が主流でした。写真の中身の情報で整理できるとなれば、情報の整理の幅が断然広がります。

そういえば、ある特定の人物の画像が必要で、膨大なアーカイブの中、画像ファイルを一つ一つチェックした記憶があります、涙。自分の膨大な画像アーカイブの中で、特定の人物が写った写真を特定できるのは非常に良い機能です。
さらには、顔だけでなくもっと様々な要素が認識できるとようになることを期待します。


話は変わりますが、最近は顔認識系の技術を良く耳にします。デジタルカメラは顔認識機能を当たり前のように謳っていますし、渋谷の街頭ビジョンにも見ている人の顔を認識するシステムが導入されたそうですし。

2008年12月12日金曜日

光文社新書のユーザビリティ

岡本一郎氏『グーグルに勝つ広告モデル』を読みました。
今回は内容には触れません。注目すべきは新書の"カバー"です。
カバーの四隅が、切り取られているではありませんか。小さなことだけど、素晴らしい心遣い。

2008年12月8日月曜日

代理店のニコ厨が1000万IDを祝う会

に行ってきました。

前日に行われた「ニコニコ大会議2008冬」のように、(若干カオスな一面もみせつつwww)大いに盛り上がった夜でした。

この会を通して沢山新しい出会いがありました。このような人のつながりは大切にしていきたいものです。やっぱりオフ会を通してリアルに人と人とがつながっていくって素晴らしいことですね。(「キャズムを超えろ」の中の人に会えたのは個人的にすごく嬉しかったです。)
また、先日の広告系総会スピンオフ会で知り合った方々にも久しぶりに会い、お話できたことも良かったです。(あちらの世界で簡単につながれる環境だからこそ、)こちらの世界で直接お話するということは、いろいろと刺激になります。

参加した皆さん、ありがとうございました。
そして、幹事をして頂いたお二方、本当に感謝です。
なによりも、ニコニコ動画1000万ID突破おめでとうございました。

今回の目玉の一つといえば、幹事さんの素晴らしいご配慮で用意された特製の「1000万ID記念ケーキ」ですね。登場した瞬間、場のテンションが一気に上がりました。ニワンゴも嬉しそうで(ちゃっかり嘴にクリームがついちゃってますw)。
これからも、今のWEB世界で光を放つニコニコ動画の成長に期待したいと思います!

2008年12月5日金曜日

「ニコニコ大会議2008冬 ~ザ・デイ・ビフォー・明後日~」に行ってきました。

夏の大会議には行けなかったので、初めて参加だったのですが、一言、”すごかった”です。大会議CMや「らっぷびと(阿部さん)」メジャーデビュー発表ライブ、エンディングでのFooさんの笛演奏などなどエンターテイメントが良い意味で加わってある意味もうビジネスカンファレンスじゃないですね、これはwww。
全体を見渡せる2階バルコニー席で観てました。一際プレミアム席の盛り上がりがすごかった。
原点回帰の意味を込めた(ββ)
テーマは"CROWD MESSASING"。これまで、個人に焦点を当ててきたWEB世界のなかで、"集団での一体感の共有"を目指すそうです。

発表された内容は以下に。

・ニコニコ広場(12月12日ロンチ予定)
ニコニコ動画内の24時間巨大スペースでユーザー同士が集まってコミュニケーションできる場。広場内では配信中の生放送や、運営からのお知らせ情報が表示され生放送会場への移動も可能。また、ニコ割(時報)が流れるとともにユーザーをニコニコ広場に飛ばすことで(もちろん観ていた動画へ帰ることも可能)、ユーザーのコミュニケーションを図ったりもする。
・ニコニコチャンネル(12月5日ロンチ予定)
ニコニコ動画内でのコンテンツ提供会社(企業)チャンネル。これまでの公式動画とニコニコミュニティが合体したようなもので企業とユーザーとのコミュニケーションの場。現在、121社が参加126チャンネル(アニメ制作会社、テレビ局、ゲーム会社、メーカー、などいろいろな業種の企業が参加)。
・ニコニコ生放送(12月12日ロンチ予定)
生放送の収容人数(最大同時視聴者数)が1万人から2万人に拡張。名前も『大ニコ城ホール』へ。また、ニコニコミュニティのオーナーがコミュニティ参加者に対して生放送をする『ユーザー生放送』機能も追加。
・ニコニコミュニティ(12月~1月随時ロンチ予定)
出身コミュニティ設定、共同作業機能、元スレッド表示機能、が追加。掲示板もバージョンアップする。
・ニコニ広告(1月ロンチ予定)
ニコニコポイントを使って、自分が投稿した動画や、お気に入りの動画を宣伝できる機能。
・ニコニコムービーメーカー(動画)(2月ロンチ予定)
ニコニコムービーメーカーの大幅なバージョンアップ。
・SUW×ニコニコ動画
B-BOY、B-GIRLの支持を集めるストリートブランドSUWWEARとニコニコ動画の異色のコラボ。コラボT-シャツなどを展開。
・基本機能の拡張
投稿時の容量上限UP(12月10日ロンチ予定)と、マイリスト登録上限を無制限に(12月5日ロンチ予定)。ただし、プレミアム会員のみ。

"ユーザー同士のリアルタイムコミュニケーション"と、"企業とユーザーのコミュニケーション"の二つの窓口が本格的に開けたなーと思いました。特に、気になるのが企業とユーザーのコミュニケーションです。これまでユーザー同士のコミュニケーションのプラットフォームだったニコニコ動画に、これからどんどん企業も入っていきます。みんなまとめてニコニコできるプラットフォームになるのでしょうか。企業サイドのアプローチが重要ですね。
これから、注目ニコニコチャンネル。

そうそう、大会議で人気が沸騰したドワンゴ社員奥井くんのこれからの動向が気になりますwww

2008年11月28日金曜日

インタラ塾(第5回)に行ってきました。

11月26日に開催されたインタラ塾(第5回)に行ってきました。

まずファイブミニッツプレゼン一人目はトミモトリエさん(皮肉屋)。題目は『皮肉屋流自分マーケティング』
「自分を売り込むためにはどうすればいいか」とのテーマの下、皮肉屋流に考えた「自分屋24」というびっくりの企画を紹介して下さいました。今後、動向が気にならざるを得ない企画です。
自分屋24(ジブンヤ24)とは、個人がWeb上にスケジュールを公開し、暇な時間を売る人間レンタル サービスです。また、その経験をブログで公開 することで、企業PRやボランティア活動を支援し、新しい働き方を提案する「お仕事紹介メディア」として役立つことを目指しています。(自分屋24[JIBUNYA24]より)

二人目はリクルートメディアテクノロジーラボの鈴木拓生さん。題目は『コラボレーション視点で企画する』
「WEBの世界には個人で面白いことをしている人がたくさんいて、その人たちとうまくコラボレーションすることはできないか」との視点から、会社(リクルート)のAPIを公開しコラボレーション企画を推進し、「食」をテーマにしたHOTPEPPAERでのコラボレーション事例や、「旅」をテーマにしたAB-ROADでのコラボレーション事例を紹介して下さいました。コラボレーション企画で重要なことは、①コラボ前に前もって世界観(プロトタイプ)を作っておく。②想定外のリアクションを誘発する仕組みをつくる。③企画のルールを作ることでゲーム性を作る。とのことです。

三人目は、クライアントサイドとなるハドソン宣伝部の長澤龍さん。題目は「こんなエージェントと仕事がしたい!」
「効果的なプロモーションを実施したい」と悩むクライアントが広告会社に一番期待することは、クリエイティブ。しかし、今はそれに加えてクリエイティブにたどり着くまでの計画性が重要される傾向にあるそうで、ちょっとしたアイデアでも良いのでどんどん提案する「提案力」が重要とのことです。

そして、本題となる『広告営業力 風とバラッド/ワイデン+ケネディ編』は、風とバラッド アカウントプランナー/kazepro 代表取締役の戸練直木さんと、Wieden+Kennedy Tokyo アカウントアドバイザーの松永有子さんによるセッションでした。お二人の言葉を抜き出すと、
「広告営業とは、最後にクライアントに対しての全責任を負う人」by戸練さん
「広告営業とは、クライアントのビジネスを成功させるために全部やる人」by松永さん
「これからの営業に必要なのは、行動力+交渉力+計算力、頼りあるパートナーであること」by戸練さん
「これからの営業に必要なのは、既存メディアからWEBまでの幅広い知識とベストな布陣をつくる技量」by松永さん
「次の目標は、目標を持たずにどこまでいけるか。(目標を持つとそれ以上のことができなくなる。)」by戸練さん
「次の目標は、どの国でもやっていける営業になりたい。」by松永さん
書ききれないので詳しくは書籍『広告営業力』で。
お二方ともオーラに溢れていらっしゃいました。特に戸練さんは歴戦の勇者のような勇ましいオーラがもう。
そんな方々のお話を聞いて、テンションが上がらずにはいられませんでした。

2008年11月25日火曜日

ドメインのおさらい

ドメインネームとは"インターネット上に存在するコンピュータやネットワークにつけられる識別子でインターネットの上の住所のようなもの"。(IT用語辞典e-words)」

ドメインネームは、「トップレベルドメイン(TLD)」、「セカンドレベルドメイン(SLD)」、「ホストネーム」から構成されます。
TLDは、国や地域を識別するためのドメイン「cc(country code)TLD」(.jp=japan、.kr=koreaなど)と、使用目的や組織を識別するドメイン「g(generic)TLD」(.com=comercial、.org=organizationなど)のどちらかです。
また米国政府機関を表す.gov、北米の4年制大学を表す.edu、米軍を表す.mil、北大西洋条約機構を表す.nato、国際機関を表す.intなど特殊なものもあるようです。
ちなみに、現在ccTLDは250種類、gTLDは21種類(おそらく)。
それに対しSLDは、属性を表すドメインです(.co=comercial、.ne=networkなど)。

たかがドメイン、されどドメイン。
2005年にGoogleが中国で北京国網信息有限責任公司によって先に取得された「google.com.cn」「google.cn」の2ドメインを100万ドル以上をかけて買い戻したように、ドメインとはあちらの世界の自身を表すとても重要なもの。

おさらいでした。

また、2009年6月より、TLDの自由化により新gTLDが登場するようです。この機会に、新gTLDを取得してみてはいかがでしょう。(.car.tokyoとか??)

2008年11月19日水曜日

「Weblin」 ―あちらの世界を可視化する

最近、「Weblin」はじめました。Weblinを使うと、ブラウザ上にアバターを表示させそのページ上にいるアバター同士でコミュニケーションをとることができるようになります。
Weblinを使うと、Web上のその時、その場所にいる人が見える。結構新鮮です。

Weblinは、現在のメタバース(セカンドライフなど仮想世界)のもう一つ上のレイヤー、すなわちWeb全体をメタバースにしようとしているのでしょう。ネットサーフィンをする=バーチャル世界を歩くみたいな感覚を覚えます。
例えば、Googleは新宿、Yahoo!は渋谷みたいな感じですかね、社内イントラはバーチャル社内(笑)。ちなみに、バーチャルクラブ「ac-adapt/DENPA」(Weblinチャットスペース)などもつくられたりしてます。

まさに、あちらの世界が見やすくなります

2008年11月17日月曜日

ロゴの奥は深い

関西電力のロゴ。
何の変哲もないロゴだなとずっと思っていたのですが、『日本のロゴ』を呼んで見方が変わりました。

このロゴは、電流のA(アンペア)と、電圧のV(ボルト)という文字を掛け合わせて出来ているそうです。
シンプルかつ、自分自身をとても上手く表現していると感心してしまいました。

やはり、ロゴというものは奥が深い。

2008年11月13日木曜日

UNIQLOCKのスゴイところ

とあるWeb広告系のセミナーで、「UNIQLOCKのどこがスゴイのか」という講演を聞きました。
自分なりにまとめると、こんな感じらしいです。(以下以外にも人によって様々な意見があるようです。)
----------

non verbal

― ノーコピー=言語で伝えない=全世界統一のフォーマット

physicalization

― 身体表現の極みダンスに徹したクリエイティブ

(※こっそりとオリエンタリズムを匂わせた)

handsome information※クールな(チャーミングな)商品情報

商品情報の全て”をデザイン化して伝える

new integration

           ― 様々な要素を足し算していく統合ではなく、必要要素のみの統合

link popularity

いかに内に呼び込むかではなく、いかに外でつながるかの視点

branded utility※商標化した日常の役立つこと

― 日常の中で、一番目障りでなく役に立つものの極み=時計

----------
すごく勉強になりました。

”商品情報の全てを、人間なら誰にでも伝わる簡潔な表現で、目障りでなく役立つメディアに乗せた、そしてそれらがつながっていく。”だから、スゴイってとこですかね。


その中でも自分が一番興味深いと思った点は、「link popurlarity」というところで、この部分が、UNIQLOCKのキモかなと勝手に思いました。

”生活者をいかに自社サイトに誘引し、その内でいかにブランド体験(≒滞在)させるか”というのが、現在のスタンダードなプランニングの視点です。
そのために、自社サイトには数多くのコンテンツ(情報)が格納されていたりします。この視点では、ブログパーツは”自社サイトに呼び込むためのツール”でしかないわけです。

しかし、UNIQLOCKというブログパーツは、”いかに自社サイトに呼び込むか”という視点ではなく、”いかに外でつながるか”という視点で設計されています。
なので、それ自体がブランド体験とならなければなりません。だから、それを可能とするあの秀逸な表現が乗っかり、広告賞総ナメのUNIQLOCKになったということじゃないかと思います。

このような動きがある中で、ブログパーツと自社サイトの役割や、さらにプランニングの視点はこれからどのように変化していくのでしょうか。

にしても、本当に2008年はUNIQLOCKの年でした。
これからもUNIQLOの動向には注目せざるを得ないです。

2008年10月30日木曜日

Googleマップの進化 ―ルート案内機能の追加

10月29日、Googleマップに「ルート案内機能」が追加された。
これで路線だけでなく、道路のルート検索が可能となった。しかもさすがと言わざるを得ないユーザビリティー。ストリートビューとも連動しており、交差点での案内もこの通り。
「ルートの変更」や「経由地点の設定」、「高速道路を使わずになるべく一般道で行くルートの設定」などにも対応。(ドラッグ&ドロップでルート変更などができたりする。)

印刷面も親切設計です。
さらに、「iphone」にも対応。iphoneだとGPS機能もあるので、ほぼミニカーナビ状態です。
さらにさらに、「カーナビ(日産カーウイングス)との連携機能」も追加。ちなみに、これはGoogleマップで目的地検索した情報を、カーナビへ送付することができるというサービス。


いやはや、すごいです。
今はカーナビと連携したりしているけど、このままいけばカーナビいらなくなるんじゃないかと思います。

Googleマップがプラットフォームとなって次々と機能が追加されてます。次はどんな機能がくっつくのか。そしてまた、このプラットフォームはビジネス的にも魅力的だと思ってしまいます。どうなっていくのでしょうかねぇ。

Google Japan Blog:Googleマップでルート案内

2008年10月27日月曜日

「RunKeeper」にライフロギングの第一歩を思う

iphone用アプリケーション「RunKeeper」を使いながらランニングしてみました。「RunKeeper」はiphoneのGPS機能を使って、走った距離や時間、さらにペースをリアルタイムで表示するアプリケーション。そのランニングデータは履歴として保存される。
さらに、その履歴をデータをPCサイトで確認でき、GoogleMapでどこを走ったかが一目でわかったりもする。
Nike+をしたかったけれど、とりあえずこの無料アプリケーションで代用中。


「RunKeeper」で自分のランニングデータを取るようになって、これはまさにライフロギングの第一歩だなと思ってしまいました。
スポーツはデータ化が進む分野と言えますが、スポーツ分野以外にもこのように行動のデータ化はどんどん進んでいくのでしょうか。例えば、趣味の分野のロギング、自分の読んだ本や観た映画のロギングなど。

アップルとグーグル 日本に迫るネット革命の覇者』によると、一般的な人間の一生分の行動履歴データは3テラバイト。この数字ならばやろうと思えば今のテクノロジーでも全人類のロギングは可能らしいです。
(極論に近いですが、)ライフロギングが進めば、自分の行動データを基に生活は非常に効率的になっていきます。自分が次にすべきことは過去のデータとその時々の取り巻きのデータなどからはじき出されるようになり、進学・就職・結婚などの今では大きな決断を必要とされることも、そうでなくなるかもしれません(結婚に関しては超精確な出会い系サービスとかがでてくるのかなwww)。完全に管理社会の様相ですね。

しかし、自分がデータ化したくない情報もたくさんあるでしょうし(そう思っている人が多そうであるし)、現状の社会では完全なライフロギングの実現は難しいように思います。

これからは、ロギング(=効率化)するところとしないところをしっかりと線を引いて考えていくことが重要かなと思いました。

2008年10月23日木曜日

次世代目覚まし時計『chumby』

「目覚めよ! あなたのインターネット生活に!」

のコピーとともに明らかに目覚まし時計の領域を超えた『chumby(チャンビー)』が10月23日から日本でも発売される。 
皮革を張り込んだ丸みをおびた手のひらサイズの本体に、3.5型のタッチスクリーンを搭載した電子機器で、OSとしてLinuxをプリインストールするほか、無線LANアクセス機能も備える。価格は2万9,400円。

iphoneのように、ウェジェットをダウンロードして楽しむ。
収益モデルはプラットフォームでの広告収入を考えているのでウィジェットも自由に使える。

ちなみにジークスという会社が国内での正規代理店らしいです。

あちらの世界とこちらの世界をつなぐデバイスはモバイルで決定と思っているのですが、新たに挑戦者が現れました。「インターネットにつながる”その場に合った”デバイスを選択する」という新しいライフスタイルを提案する一品ですね。

しかし、カワイイ(笑)

2008年10月22日水曜日

+αのデザイン ―by 100%Inc.

自立する傘
桜が残るグラス
『トリハダ』のようなデザインを目指す100%Inc.のプロダクトです。

見た目の斬新さを追求する余り本来の目的を忘れてしまうデザインは美しくないですが、本来の目的を忘れないで、+α何かをもたらしてくれるデザインってすごく美しいと思います。

ちなみに、この2つ以外のプロダクトもあります。
100%Inc.

2008年10月17日金曜日

Appleのユーザビリティ

iphoneを買って1ヶ月弱になるのですが、最近気づいてしまったことがあります。

iphoneのイヤフォンの右だけに付いているこの物体、右か左を確かめるためのものとばかり思っていたのですが、実はipodのリモコン」だったのです。
1回摘むと、「ON/OFF」、2回連続で摘むと「次の曲へ」、3回連続で摘むと「前の局へ」といったようにipodをコントロールできます。これはサイズが大きめのiphoneにとってすごく便利な機能です。

さらに、「マイク」機能もあっちゃたりします。なんとイヤフォンを付けたまま電話ができてしまいます。なんとスタイリッシュ。

小さなコトですが、この小さなコトにもしっかりと対応しているAppleのユーザービリティの高さにはつくづく驚かされます。
あちらの世界とこちらの世界をつなぐインタフェース。そしてこのインターフェースを押さえているApple。Appleはすごい。

2008年10月14日火曜日

GOOD DESIGNとは決してかっこいいデザインではない

グッドデザイン賞とは、1957年からの伝統ある日本でただ一つの総合的デザイン評価・推奨のシステムです。「デザインが優れたものごと」を選び、生活者や産業などに働きかけ、社会をより豊かな方向へ導くことを目的としている。

そのグッドデザイン賞の2008年度受賞作品の一つになんと『コレジャナイロボ』が選ばれていた。

これだ!『コレジャナイロボ』とは…
有限会社ザリガニワークスの雑貨レーベル「太郎 商店」の木製手作り玩具。2001年の販売開始より全く売れなかった数年の苦労時代を 経て、インターネットショップ出品を切っ掛けに、ついに日の光を見 る。手作りゆえの生産性の低さもあり、一時は御注文後3ヶ月待ち という状態にまでなりました。このままではいけないと、より多くの皆様に“偽物感”をお届けすべく、ソフビ版発売、妄想小説連載、主 題歌CD発売等、分野を超えて暴走を開始致しました。
「欲しかったのはこれじゃなーい!!」プレゼントを開けた子供から発せられる悲痛の叫び。楽しいはずのクリスマスが突如、修羅場  に。こんな経験あります か?できれば避けたいものです。しかし人生、欲しい物が何のリスクもなしに手に入るなんて話はそうはありま せん。欲しい物を手に入れる為には努力も必要だ という事を何らかの機会に知っておくのも良いでしょう。
「コレジャナイロボ」はその絶妙な偽物感、カッコ悪さにより、その事をお子さまにトラウマ級の効果をもってお伝えする事でしょう。
情操教育玩具として是非お試しください。

(オフィシャルサイトより引用)
しかも、主題歌まであります。

しかも、水木一郎(笑)謎に本格的。


審査委員は「コンセプト」「ネーミング」「仕上がり」などに加え「現代消費社会に痛快なメッセージも感じる」と評価したらしい。

やっぱデザインってかっこいいだけじゃダメで、しっかりとコンセプトがあって人の心を掴むものが良いデザインであるとしんみりと感じました。


グッドデザイン賞
コレジャナイロボオフィシャルサイト
太郎商店

2008年10月10日金曜日

黒福多」なる店でのランチのとき、ふと壁をみると・・・「負けた と、思えたら 男」
かっこよすぎです。

冷静に相手をはかる目、そして相手を認めることができる器。
養っていきたいものです。

Google、「Google Maps」へのテキスト広告挿入

Google Mapsにもテキスト広告が入った。
行動ターゲティングに、エリアターゲティング・・・

より優れたターゲティングがものをいう時代になってきているのだろう。

2008年10月7日火曜日

Google、イメージ検索連動型広告を開始

Googleはイメージ検索にも広告を掲載する。

こんな感じらしいです。(CNET)


画像広告の出稿はこれまでの文字広告と比べて、露出が激しくなるので扱いが難しくなりそうかと(画像検索中に自分が必要としない画像がバンバンでてくると非常に目障りだったり)。
しかし、画像広告には文字広告以上の効果も期待できる。ユーザービリティが達成されれば良いシステムとなりそうだ。

2008年10月6日月曜日

CEATECH JAPAN 2008

最先端技術の祭典「CEATECH JAPAN 2008」の最終日に行って来ました。

数多くの企業がブースを出してたのですが、Panasonicのブースが印象に残った気がします。

ほとんどの企業が「技術」という面を押し出していたのですが、Panasonicは新技術を使った「生活」という面を押し出していると感じました。(技術の祭典なのだから、技術を押すのは当たり前ですが)

その点を顕著に感じたのが「「Life Wall」」なるものです。
近未来(2015年~)のディスプレイはこうなっているというデモストレーションですが、壁一面がディスプレイなので迫力満点でした。未来の生活はこんな風になのか??

体の動きを認識する機能や、
人が動いても映像の表示位置がついてくる機能(「Stay-With-Me- TV」)、
個々人の顔を認識することで特定の画面表示位置を記憶できる機能(「You-Know-Me-TV」)、を内蔵。
また映像を用いた通信 教育などでの利用も想定とのこと。


あと、Sonyの「有機ELパネル」も凄かったです。0.3ミリのパネルに映像が流れてました。そのパネルを曲げても映像が流れるそうで。映像が平面から抜け出すのもそう遠くはなさそうだ。

マイノリティレポートとかにも出てくる空間に浮かぶディスプレイ。未来のディスプレイ像として想像されてますが、あれって実現可能なのでしょうか・・・、あれにはすごく憧れます。

2008年10月3日金曜日

GoogleのSNS収益化に向けた技術 ―ページランクならぬパーソンランク!?

現在、GoogleがSNSの収益化に向けて「インフルエンス・トラッキング(influence- tracking)」という技術の特許を申請しているらしい。

これは、ページランクと同じ仕組みでSNS内のページにランクをつける技術である(いわば、パーソンランク!?)。
これにより、より影響力のある人のページを特定でき、そこに広告を露出することによって広告効果を上げることができる。
SNSの広告媒体としてのパワーを上げることで、広告収入の増加を目指している。

インフルエンス・トラッキングではマイフレンド数だけでなく、リンク先のマイフレンドのデータや、ページで間がどのくらいの頻度で情報更新されているかなども計測できる。

2008年10月2日木曜日

2001年のGoogle ―旧Ver.の検索エンジン公開

10周年記念行事の一環で、Googleが2001年当時の検索エンジンの旧バージョンを公開している。
「Youtube」も「Facebook」もヒットしない。
2001年からのあちらの世界の拡大と、Googleの検索エンジンの成長がよく分かる。

2008年10月1日水曜日

オモロ検索エンジンSAGOOL

チームラボの和製検索エンジン「SAGOOL(サグール)」。
グーグルとは違う独自の「オモロジック」に基づいて検索するそうです。


百見は一聞に如かず。実際に検索してみました。
キーワードは世間の流れを読みつつ「麻生」で試みました。

Googleで検索
 →1位『麻生太郎 - Wikipedia
SAGOOLで検索
 →1位『

確かに、オモロい気がします(笑)
オモロジックの中身が気になるところです。

2008年9月30日火曜日

広告系総会スピンオフ会

先輩に誘って頂き「広告系総会スピンオフ会」に参加してきました。

オフ会というものに初めて参加したのですが、同じような興味関心を持つ人間が集まるとやはりとんでもないパワーが生まれますね。非常に良い経験になりました。

企画して頂いた則天去私さんと茶太郎のほぼ日々マーケティングさん、それとお話を聞かせて頂いた参加の皆さん、ありがとうございました。

良い刺激を受けた流れのまま、ブログも頑張ろう!

2008年9月26日金曜日

Androidデビュー ―モバイル戦争の幕開けか!?

ついにGoogleのモバイルOS「Android」を搭載した携帯電話がデビューした。
この携帯は-Mobileから発売される。正式名称は「T-Mobile G1」。
フルサイズのタッチスクリーン、QWERTY配列のキーボード、さらにはトラックボールも装備。
もちろんGoogle Maps、Gmail、YouTubeなどのモバイルウェブアプリケーションへもアクセスできる。
Google MapsはStreet Viewにも対応する。

これでアップルv.s.グーグルのモバイル戦争の幕開けとなるのか!?

2008年9月25日木曜日

開くと紙幣が破れてしまう雑誌広告

開くと…「ビリッ」。
ブラジルの保険会社ING/SI Americaの雑誌広告。

「私達はお金を大切にします」とのメッセージ。


2008年9月24日水曜日

ワリオ、Youtubeで大暴れ

ワリオ、暴れ過ぎです。

タイガー、水の上を歩く ―ユーザーと企業の新しいコミュニケーション


これは「Tiger Woods Walk 09 - on Water」という動画である。

もとネタは池に落ちたボールを打とうとするとバグってタイガーが水の上に立ってしまうというゲームの動画。(ゲーム:Tiger Woods PGA Tour 08)

この動画がユーザー間で話題になり、それに対し「バグじゃありません、タイガーは実際に水の上でボールを打つことができます」とゲーム会社が動画で答えたのである。

いわば、ユーザーの投稿動画に対する公式な企業のアンサーとしての動画である。

これが、ユーザーと企業との新しいコミュニケーションなのかもしれないと思う。

2008年9月12日金曜日

グリムス(gremz)はじめました

グリムスはブログで苗木を育てる育成ゲーム。
苗木がブログエントリー(投稿)によって成長。なんと 苗から大人の樹までの成長パターンは3,000以上、育てがいがあります。どんな木になるのか楽しみ。枯らさないように頑張ります。
しかも、大人の樹へ成長すると、実際の森へ苗木を植樹されるという結末。しかも、グリムスの植林がいつ、どの地域に植林されているのかをGooglemapで確認できるときた。いやはや、すごい。

2008年9月5日金曜日

ソファーメディア

ニベア(NIVEA)のプロモーション、ソファーメディア。

「Good-bye Cellulite」
ニベアを使うとソファーだってツルツルになる(笑)

2008年9月4日木曜日

Google Chrome デビュー

2008年9月2日、「Google Chrome」がデビューした。通称「ちょろめ」。
これは使わないわけにはいかないということでインストールしてみた。

さて、Google Chrome の参入でブラウザの競合関係にはどうのような変化がおこるのか。

2008年8月13日水曜日

Googleソーラー発電

過去の話になるが、Googleは2006年10月からGoogleplex(本社)でのソーラー発電を開始している。

見ての通り、本社の屋根という屋根にソーラーパネルが設置されている。
アメリカ最大規模のソーラー発電システムで、本社におけるピーク電力の30%相当を生み出すことができる。この発電量はカリフォルニア州の平均的な家庭1000世帯分の電気消費量にも匹敵するらしい。
Googleplex恐るべき・・・

Googleにとってこのソーラー発電システムは、電力を生み出すことよりもCSRの方が大きな目的だと思われるが、ちなみに初期投資は15年で回収できるらしい。

2008年8月11日月曜日

相関図ジェネレータ

相関図ジェネレータなるコンテンツを発見した。
少し前に流行った脳内メーカーと同じようなものだ。
身近な友達同士で試してみたり、架空の人物達で試してみたり、意外と面白い。

近頃、こういった簡単でバカバカしいコンテンツの躍進が見て取れる。
簡単・シンプルでみんなで話題が共有できるコンテンツが強い・・・のか!?

お試しあれ。
http://genzu.net/sokan/


しかし、「じゃいあん」と「しずかちゃん」の関係が夫婦だったのはサプライズだ(笑)

2008年8月6日水曜日

GoogleMap「ストリートビュー」

2008年8月5日、GoogleMapの「ストリートビュー」機能が日本語版に対応した。

これは、東京や大阪など12都市の主要道路のあらゆる地点で360度の風景の写真を閲覧できるというサービスでまさにスゴいといわざるを得ない機能だ。
この機能を使えば、画面を通して小旅行気分を味わえたりもする。画像は、地道にGoogleカーが道路を走りつつ撮影しているらしい。

もし、これにこの世界の中を自由にアバターが行き来できるようなマッシュアップがなされれば、リアルなメタバースの誕生!?となるかもしれない。

しかし、プライバシーや防犯などが問題として挙がっている。この先、このような問題にどのように対応していくのかが重要だ。

2008年8月5日火曜日

がくっぽいど登場

2008年7月31日、発売が延長されていた歌声合成ソフトウェア「がくっぽいど」が登場。パッケージのイラストを描いたのは、なんとあの『ベルセルク』の作者三浦健太郎氏。
なんとも三浦健太郎氏は、ニコニコのヘビーユーザーらしい。

キャラクターの正式名称は「神威がくぽ」。なぜか、侍。
活躍を観察しに行くとそこそこの人気で、すでにトレードアイテムが「ナスビ」になっていた。

ちなみに、このソフトウェアはインターネットという会社が作っている。
またこの会社の社長はさらに有名人のボーカロイドについての可能性を示唆している。
次は、一体誰がボーカロイド化するのか・・・?
中川翔子あたりかと勝手に予想。

2008年8月1日金曜日

八百科事典『「アンサイクロペディア』 ―ネタの洗練場

皆さん既にご存知かもしれないアンサイクロペディア。
改めて見直してみるととても面白いコンテンツ。「最も閲覧されているページ」はこんな感じです。 ユーザー像が見えてくるような気がします。

おそらく、みんなここにはネタ消費をするために来ているのでしょう。
Wikipediaが記事の信頼性を洗練させていくのなら、アンサイクロペディアはネタの面白さを洗練させていくことでしょう(笑)

にしても、重いです。

2008年7月29日火曜日

Cuil ―注目の新検索エンジン

Cuil(クール)なる新検索エンジンが登場した。Cuilはアイルランド語で”知識”を意味するらしい。
Googleのポップな感じとは路線が違う、黒と青を基調としたまさしく”クール”なTOPページ。

Google出身者が作ったということでも注目すべきことなのだが、彼らはこの検索エンジンはGoogleをも超えて”世界最大”の検索エンジンだと主張している。
Googleフリークの私としては、これはもう一大事だ。現段階ではGoogleの方が精度が良いらしいが(とりあえず使ってみたが日本語対応はまだまだだった)、これからしっかり観察しておこう。

ちなみに、検索結果ページは従来の縦型ではない。少し斬新な感じ。
百聞は一見に如かず、お試しあれ。
http://www.cuil.com/

2008年7月28日月曜日

Google検索カスタマイズ―無限ループ化

Firefoxのアドオン機能で「CustomizeGoogle 0.72」(作者:CustomizeGoogle)というものがある。

この機能を追加すると、GoogleWeb検索をカスタマイズできるようになる。
その中でも、「ページの切り替えをせずに検索結果を表示する」という機能が面白い。


この機能を追加すると、検索結果のページが無限スクロールできるようになる。
通常ページの一番下にある「次ページ」をクリックする必要がなくなり、検索結果をスルスルと素早く表示してくれる。

とても不思議な感じ。一回使うとやめられないかも。

2008年7月27日日曜日

100円パソコン

今や、100円でパソコンが買えてしまう時代です。

イー・モバイルがデータ通信端末と超小型パソコン(ASUSのEee PC 4G-X)を100円でセット販売している。

仕組みは簡単。
2年契約を条件に100円で販売するが、月額基本料は2900円と今のプランより900円高くなるソフトバンクの割賦販売と同じような手法。とりあえず初期費用が無料、のちのちの月料金が少し割高になるというもの。

iPhoneがもてはやされたことからもわかるように、今は携帯型高機能端末が非常にホットだ。iPhoneに話題をさらわれた感は否めないが、100円パソコンはこれからどのような様相をみせるのか。

2008年7月26日土曜日

Googleの実名百科事典サイト「Knol」

Googleは23日、同社が2007年12月以来社内でテストしていた百科事典サイト「Knol」を一般に公開したと発表した(日本語版は未発表)。これは、実名版Wikipediaとでも言えそうだ。

WikipediaとKnolの最大の違いは、著者がその記事の全内容に関しての責任を負うか追わないかという点である。これにより記事の信頼性が向上するのだろうか。

不特定多数の集合知と、専門性の高い特定少数の集合知、どちらに軍配があがるのだろうか。また、逆に二つは共存関係を築く可能性はあるのか。
どちらにせよ、注目していきたい事柄である。

http://knol.google.com/

2008年7月25日金曜日

進化するニコニコ動画―日本を席巻するメディアとなるのか

日本が世界に誇るニコニコ動画。
『ニコニコ動画(夏)』も公開された。

<新サービス>
■ニコニコミュニティ
特定ユーザー間の動画共有機能。仲間で動画を楽しみたい場合はクローズドコミュニティ、みんなで楽しみたい場合はオープンコミュニティが設定できる。
■ニコニコモンズ
動画素材を共有する仕組み。クリエイター(著作権者)が作品の権利の一部を開放し、これを明示することで自己の作品を広めたり、他のクリエイターによる新たな創作活動を支援するシステム。

<追加機能>
■夏ニコス
動画に様々な機能を追加するニコスクリプト(ニコス)の強化。自分の動画の背景に利用できる「@BGM」(BackGroundMenu)、指定した場面で動画を一時停止させる「@ポーズ」などを順次追加する予定。
■海外対応強化
スペイン語・ドイツ語版の追加。
■ニコ割アンケート
特定の時刻に動画の再生を一時停止してアンケートへの回答を求め、一定時間後に結果を公開するシステム。「ネット空間で最大級・数万人への世論調査が同時にできる」とされる。
■ニコニコ市場のテーマ
作詞・作曲は、ふえのおにいさん「Fooさん」。歌は、「岩崎良美さん」
■ニコニコムービーメーカーVer.UP
「@BGM」、「ユーザーニコ割」、「swfファイルの読み込み」「国際ニコニコ映画祭」などに対応。新機能「ニコニコスピーチ」も追加。有償版も9月に発売予定。
■「ai sp@ce」でのニコニコ動画再生
バーチャルライフシステム「ai sp@ce」のバーチャル空間内の街頭ディスプレイにおいて、ニコニコ動画を見ることができる。
■ファッションブランドとのコラボ
「Suicommi Underground」とのコラボレーション。
■H.264を全てのユーザーに開放
プレミアム会員向けだった『H.264+AAC(H.264/AVCフォーマットMP4コンテナ』を一般会員にも開放。

2008年7月1日時点の登録ユーザー数は790万人(プレミアム会員数20万4000人)、携帯電話向け「ニコニコ動画モバイル」は191万人となった。もはや数字だけを見れば、朝日新聞の購読者と並ぶほどである。朝日新聞と違う部分は、偏ったユーザー属性ぐらいだろうか。この問題はどのように解消されるのだろうか。
ニコニコ動画の面白さがいわゆる”一般生活者”にもっと浸透すれば、ニコニコ動画は日本を席巻するメディアになる。…のか?。