2008年7月29日火曜日

Cuil ―注目の新検索エンジン

Cuil(クール)なる新検索エンジンが登場した。Cuilはアイルランド語で”知識”を意味するらしい。
Googleのポップな感じとは路線が違う、黒と青を基調としたまさしく”クール”なTOPページ。

Google出身者が作ったということでも注目すべきことなのだが、彼らはこの検索エンジンはGoogleをも超えて”世界最大”の検索エンジンだと主張している。
Googleフリークの私としては、これはもう一大事だ。現段階ではGoogleの方が精度が良いらしいが(とりあえず使ってみたが日本語対応はまだまだだった)、これからしっかり観察しておこう。

ちなみに、検索結果ページは従来の縦型ではない。少し斬新な感じ。
百聞は一見に如かず、お試しあれ。
http://www.cuil.com/

2008年7月28日月曜日

Google検索カスタマイズ―無限ループ化

Firefoxのアドオン機能で「CustomizeGoogle 0.72」(作者:CustomizeGoogle)というものがある。

この機能を追加すると、GoogleWeb検索をカスタマイズできるようになる。
その中でも、「ページの切り替えをせずに検索結果を表示する」という機能が面白い。


この機能を追加すると、検索結果のページが無限スクロールできるようになる。
通常ページの一番下にある「次ページ」をクリックする必要がなくなり、検索結果をスルスルと素早く表示してくれる。

とても不思議な感じ。一回使うとやめられないかも。

2008年7月27日日曜日

100円パソコン

今や、100円でパソコンが買えてしまう時代です。

イー・モバイルがデータ通信端末と超小型パソコン(ASUSのEee PC 4G-X)を100円でセット販売している。

仕組みは簡単。
2年契約を条件に100円で販売するが、月額基本料は2900円と今のプランより900円高くなるソフトバンクの割賦販売と同じような手法。とりあえず初期費用が無料、のちのちの月料金が少し割高になるというもの。

iPhoneがもてはやされたことからもわかるように、今は携帯型高機能端末が非常にホットだ。iPhoneに話題をさらわれた感は否めないが、100円パソコンはこれからどのような様相をみせるのか。

2008年7月26日土曜日

Googleの実名百科事典サイト「Knol」

Googleは23日、同社が2007年12月以来社内でテストしていた百科事典サイト「Knol」を一般に公開したと発表した(日本語版は未発表)。これは、実名版Wikipediaとでも言えそうだ。

WikipediaとKnolの最大の違いは、著者がその記事の全内容に関しての責任を負うか追わないかという点である。これにより記事の信頼性が向上するのだろうか。

不特定多数の集合知と、専門性の高い特定少数の集合知、どちらに軍配があがるのだろうか。また、逆に二つは共存関係を築く可能性はあるのか。
どちらにせよ、注目していきたい事柄である。

http://knol.google.com/

2008年7月25日金曜日

進化するニコニコ動画―日本を席巻するメディアとなるのか

日本が世界に誇るニコニコ動画。
『ニコニコ動画(夏)』も公開された。

<新サービス>
■ニコニコミュニティ
特定ユーザー間の動画共有機能。仲間で動画を楽しみたい場合はクローズドコミュニティ、みんなで楽しみたい場合はオープンコミュニティが設定できる。
■ニコニコモンズ
動画素材を共有する仕組み。クリエイター(著作権者)が作品の権利の一部を開放し、これを明示することで自己の作品を広めたり、他のクリエイターによる新たな創作活動を支援するシステム。

<追加機能>
■夏ニコス
動画に様々な機能を追加するニコスクリプト(ニコス)の強化。自分の動画の背景に利用できる「@BGM」(BackGroundMenu)、指定した場面で動画を一時停止させる「@ポーズ」などを順次追加する予定。
■海外対応強化
スペイン語・ドイツ語版の追加。
■ニコ割アンケート
特定の時刻に動画の再生を一時停止してアンケートへの回答を求め、一定時間後に結果を公開するシステム。「ネット空間で最大級・数万人への世論調査が同時にできる」とされる。
■ニコニコ市場のテーマ
作詞・作曲は、ふえのおにいさん「Fooさん」。歌は、「岩崎良美さん」
■ニコニコムービーメーカーVer.UP
「@BGM」、「ユーザーニコ割」、「swfファイルの読み込み」「国際ニコニコ映画祭」などに対応。新機能「ニコニコスピーチ」も追加。有償版も9月に発売予定。
■「ai sp@ce」でのニコニコ動画再生
バーチャルライフシステム「ai sp@ce」のバーチャル空間内の街頭ディスプレイにおいて、ニコニコ動画を見ることができる。
■ファッションブランドとのコラボ
「Suicommi Underground」とのコラボレーション。
■H.264を全てのユーザーに開放
プレミアム会員向けだった『H.264+AAC(H.264/AVCフォーマットMP4コンテナ』を一般会員にも開放。

2008年7月1日時点の登録ユーザー数は790万人(プレミアム会員数20万4000人)、携帯電話向け「ニコニコ動画モバイル」は191万人となった。もはや数字だけを見れば、朝日新聞の購読者と並ぶほどである。朝日新聞と違う部分は、偏ったユーザー属性ぐらいだろうか。この問題はどのように解消されるのだろうか。
ニコニコ動画の面白さがいわゆる”一般生活者”にもっと浸透すれば、ニコニコ動画は日本を席巻するメディアになる。…のか?。