2008年10月27日月曜日

「RunKeeper」にライフロギングの第一歩を思う

iphone用アプリケーション「RunKeeper」を使いながらランニングしてみました。「RunKeeper」はiphoneのGPS機能を使って、走った距離や時間、さらにペースをリアルタイムで表示するアプリケーション。そのランニングデータは履歴として保存される。
さらに、その履歴をデータをPCサイトで確認でき、GoogleMapでどこを走ったかが一目でわかったりもする。
Nike+をしたかったけれど、とりあえずこの無料アプリケーションで代用中。


「RunKeeper」で自分のランニングデータを取るようになって、これはまさにライフロギングの第一歩だなと思ってしまいました。
スポーツはデータ化が進む分野と言えますが、スポーツ分野以外にもこのように行動のデータ化はどんどん進んでいくのでしょうか。例えば、趣味の分野のロギング、自分の読んだ本や観た映画のロギングなど。

アップルとグーグル 日本に迫るネット革命の覇者』によると、一般的な人間の一生分の行動履歴データは3テラバイト。この数字ならばやろうと思えば今のテクノロジーでも全人類のロギングは可能らしいです。
(極論に近いですが、)ライフロギングが進めば、自分の行動データを基に生活は非常に効率的になっていきます。自分が次にすべきことは過去のデータとその時々の取り巻きのデータなどからはじき出されるようになり、進学・就職・結婚などの今では大きな決断を必要とされることも、そうでなくなるかもしれません(結婚に関しては超精確な出会い系サービスとかがでてくるのかなwww)。完全に管理社会の様相ですね。

しかし、自分がデータ化したくない情報もたくさんあるでしょうし(そう思っている人が多そうであるし)、現状の社会では完全なライフロギングの実現は難しいように思います。

これからは、ロギング(=効率化)するところとしないところをしっかりと線を引いて考えていくことが重要かなと思いました。

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