2009年3月10日火曜日

計算型ナレッジエンジン『Wolfram|Alpha』

Twitter検索で巷がにぎわっていますが、それとは別に理論物理学者スティーブン・ウルフラム氏が開発している『Wolfram|Alpha』という興味深い検索エンジンを発見しました。
この検索エンジンは、アルゴリズムや自然言語解析などを活用して「円周率の300ケタ目は」といった事実に関する質問に回答することを目指しているそうです。
Wolfram Alphaのデモに参加した検索エンジンの専門家ノバ・スピバック氏は、この検索エンジンは「Googleのように答えを含む文書を返すのでもなく、Wikipediaのような巨大なデータベースでもなく、Powersetのように単に自然言語を解析して文書を検索するのでもない」としている。(上記ITmedia News記事より)
想像がつきにくい上に、ウルフラム氏も具体的な仕組みを明らかにしていなく、とても謎の多い検索エンジンです。
Googleよりも優秀だと一時期噂になったcuilもあまり日の目を見ていないようですし、この手の技術でシェアを獲得するのは相当難しそうですが、このような新しい技術がこの先重要となってくるのかも知れませんね。

0 件のコメント: