2008年12月8日月曜日

代理店のニコ厨が1000万IDを祝う会

に行ってきました。

前日に行われた「ニコニコ大会議2008冬」のように、(若干カオスな一面もみせつつwww)大いに盛り上がった夜でした。

この会を通して沢山新しい出会いがありました。このような人のつながりは大切にしていきたいものです。やっぱりオフ会を通してリアルに人と人とがつながっていくって素晴らしいことですね。(「キャズムを超えろ」の中の人に会えたのは個人的にすごく嬉しかったです。)
また、先日の広告系総会スピンオフ会で知り合った方々にも久しぶりに会い、お話できたことも良かったです。(あちらの世界で簡単につながれる環境だからこそ、)こちらの世界で直接お話するということは、いろいろと刺激になります。

参加した皆さん、ありがとうございました。
そして、幹事をして頂いたお二方、本当に感謝です。
なによりも、ニコニコ動画1000万ID突破おめでとうございました。

今回の目玉の一つといえば、幹事さんの素晴らしいご配慮で用意された特製の「1000万ID記念ケーキ」ですね。登場した瞬間、場のテンションが一気に上がりました。ニワンゴも嬉しそうで(ちゃっかり嘴にクリームがついちゃってますw)。
これからも、今のWEB世界で光を放つニコニコ動画の成長に期待したいと思います!

2008年12月5日金曜日

「ニコニコ大会議2008冬 ~ザ・デイ・ビフォー・明後日~」に行ってきました。

夏の大会議には行けなかったので、初めて参加だったのですが、一言、”すごかった”です。大会議CMや「らっぷびと(阿部さん)」メジャーデビュー発表ライブ、エンディングでのFooさんの笛演奏などなどエンターテイメントが良い意味で加わってある意味もうビジネスカンファレンスじゃないですね、これはwww。
全体を見渡せる2階バルコニー席で観てました。一際プレミアム席の盛り上がりがすごかった。
原点回帰の意味を込めた(ββ)
テーマは"CROWD MESSASING"。これまで、個人に焦点を当ててきたWEB世界のなかで、"集団での一体感の共有"を目指すそうです。

発表された内容は以下に。

・ニコニコ広場(12月12日ロンチ予定)
ニコニコ動画内の24時間巨大スペースでユーザー同士が集まってコミュニケーションできる場。広場内では配信中の生放送や、運営からのお知らせ情報が表示され生放送会場への移動も可能。また、ニコ割(時報)が流れるとともにユーザーをニコニコ広場に飛ばすことで(もちろん観ていた動画へ帰ることも可能)、ユーザーのコミュニケーションを図ったりもする。
・ニコニコチャンネル(12月5日ロンチ予定)
ニコニコ動画内でのコンテンツ提供会社(企業)チャンネル。これまでの公式動画とニコニコミュニティが合体したようなもので企業とユーザーとのコミュニケーションの場。現在、121社が参加126チャンネル(アニメ制作会社、テレビ局、ゲーム会社、メーカー、などいろいろな業種の企業が参加)。
・ニコニコ生放送(12月12日ロンチ予定)
生放送の収容人数(最大同時視聴者数)が1万人から2万人に拡張。名前も『大ニコ城ホール』へ。また、ニコニコミュニティのオーナーがコミュニティ参加者に対して生放送をする『ユーザー生放送』機能も追加。
・ニコニコミュニティ(12月~1月随時ロンチ予定)
出身コミュニティ設定、共同作業機能、元スレッド表示機能、が追加。掲示板もバージョンアップする。
・ニコニ広告(1月ロンチ予定)
ニコニコポイントを使って、自分が投稿した動画や、お気に入りの動画を宣伝できる機能。
・ニコニコムービーメーカー(動画)(2月ロンチ予定)
ニコニコムービーメーカーの大幅なバージョンアップ。
・SUW×ニコニコ動画
B-BOY、B-GIRLの支持を集めるストリートブランドSUWWEARとニコニコ動画の異色のコラボ。コラボT-シャツなどを展開。
・基本機能の拡張
投稿時の容量上限UP(12月10日ロンチ予定)と、マイリスト登録上限を無制限に(12月5日ロンチ予定)。ただし、プレミアム会員のみ。

"ユーザー同士のリアルタイムコミュニケーション"と、"企業とユーザーのコミュニケーション"の二つの窓口が本格的に開けたなーと思いました。特に、気になるのが企業とユーザーのコミュニケーションです。これまでユーザー同士のコミュニケーションのプラットフォームだったニコニコ動画に、これからどんどん企業も入っていきます。みんなまとめてニコニコできるプラットフォームになるのでしょうか。企業サイドのアプローチが重要ですね。
これから、注目ニコニコチャンネル。

そうそう、大会議で人気が沸騰したドワンゴ社員奥井くんのこれからの動向が気になりますwww

2008年11月28日金曜日

インタラ塾(第5回)に行ってきました。

11月26日に開催されたインタラ塾(第5回)に行ってきました。

まずファイブミニッツプレゼン一人目はトミモトリエさん(皮肉屋)。題目は『皮肉屋流自分マーケティング』
「自分を売り込むためにはどうすればいいか」とのテーマの下、皮肉屋流に考えた「自分屋24」というびっくりの企画を紹介して下さいました。今後、動向が気にならざるを得ない企画です。
自分屋24(ジブンヤ24)とは、個人がWeb上にスケジュールを公開し、暇な時間を売る人間レンタル サービスです。また、その経験をブログで公開 することで、企業PRやボランティア活動を支援し、新しい働き方を提案する「お仕事紹介メディア」として役立つことを目指しています。(自分屋24[JIBUNYA24]より)

二人目はリクルートメディアテクノロジーラボの鈴木拓生さん。題目は『コラボレーション視点で企画する』
「WEBの世界には個人で面白いことをしている人がたくさんいて、その人たちとうまくコラボレーションすることはできないか」との視点から、会社(リクルート)のAPIを公開しコラボレーション企画を推進し、「食」をテーマにしたHOTPEPPAERでのコラボレーション事例や、「旅」をテーマにしたAB-ROADでのコラボレーション事例を紹介して下さいました。コラボレーション企画で重要なことは、①コラボ前に前もって世界観(プロトタイプ)を作っておく。②想定外のリアクションを誘発する仕組みをつくる。③企画のルールを作ることでゲーム性を作る。とのことです。

三人目は、クライアントサイドとなるハドソン宣伝部の長澤龍さん。題目は「こんなエージェントと仕事がしたい!」
「効果的なプロモーションを実施したい」と悩むクライアントが広告会社に一番期待することは、クリエイティブ。しかし、今はそれに加えてクリエイティブにたどり着くまでの計画性が重要される傾向にあるそうで、ちょっとしたアイデアでも良いのでどんどん提案する「提案力」が重要とのことです。

そして、本題となる『広告営業力 風とバラッド/ワイデン+ケネディ編』は、風とバラッド アカウントプランナー/kazepro 代表取締役の戸練直木さんと、Wieden+Kennedy Tokyo アカウントアドバイザーの松永有子さんによるセッションでした。お二人の言葉を抜き出すと、
「広告営業とは、最後にクライアントに対しての全責任を負う人」by戸練さん
「広告営業とは、クライアントのビジネスを成功させるために全部やる人」by松永さん
「これからの営業に必要なのは、行動力+交渉力+計算力、頼りあるパートナーであること」by戸練さん
「これからの営業に必要なのは、既存メディアからWEBまでの幅広い知識とベストな布陣をつくる技量」by松永さん
「次の目標は、目標を持たずにどこまでいけるか。(目標を持つとそれ以上のことができなくなる。)」by戸練さん
「次の目標は、どの国でもやっていける営業になりたい。」by松永さん
書ききれないので詳しくは書籍『広告営業力』で。
お二方ともオーラに溢れていらっしゃいました。特に戸練さんは歴戦の勇者のような勇ましいオーラがもう。
そんな方々のお話を聞いて、テンションが上がらずにはいられませんでした。

2008年11月25日火曜日

ドメインのおさらい

ドメインネームとは"インターネット上に存在するコンピュータやネットワークにつけられる識別子でインターネットの上の住所のようなもの"。(IT用語辞典e-words)」

ドメインネームは、「トップレベルドメイン(TLD)」、「セカンドレベルドメイン(SLD)」、「ホストネーム」から構成されます。
TLDは、国や地域を識別するためのドメイン「cc(country code)TLD」(.jp=japan、.kr=koreaなど)と、使用目的や組織を識別するドメイン「g(generic)TLD」(.com=comercial、.org=organizationなど)のどちらかです。
また米国政府機関を表す.gov、北米の4年制大学を表す.edu、米軍を表す.mil、北大西洋条約機構を表す.nato、国際機関を表す.intなど特殊なものもあるようです。
ちなみに、現在ccTLDは250種類、gTLDは21種類(おそらく)。
それに対しSLDは、属性を表すドメインです(.co=comercial、.ne=networkなど)。

たかがドメイン、されどドメイン。
2005年にGoogleが中国で北京国網信息有限責任公司によって先に取得された「google.com.cn」「google.cn」の2ドメインを100万ドル以上をかけて買い戻したように、ドメインとはあちらの世界の自身を表すとても重要なもの。

おさらいでした。

また、2009年6月より、TLDの自由化により新gTLDが登場するようです。この機会に、新gTLDを取得してみてはいかがでしょう。(.car.tokyoとか??)

2008年11月19日水曜日

「Weblin」 ―あちらの世界を可視化する

最近、「Weblin」はじめました。Weblinを使うと、ブラウザ上にアバターを表示させそのページ上にいるアバター同士でコミュニケーションをとることができるようになります。
Weblinを使うと、Web上のその時、その場所にいる人が見える。結構新鮮です。

Weblinは、現在のメタバース(セカンドライフなど仮想世界)のもう一つ上のレイヤー、すなわちWeb全体をメタバースにしようとしているのでしょう。ネットサーフィンをする=バーチャル世界を歩くみたいな感覚を覚えます。
例えば、Googleは新宿、Yahoo!は渋谷みたいな感じですかね、社内イントラはバーチャル社内(笑)。ちなみに、バーチャルクラブ「ac-adapt/DENPA」(Weblinチャットスペース)などもつくられたりしてます。

まさに、あちらの世界が見やすくなります

2008年11月17日月曜日

ロゴの奥は深い

関西電力のロゴ。
何の変哲もないロゴだなとずっと思っていたのですが、『日本のロゴ』を呼んで見方が変わりました。

このロゴは、電流のA(アンペア)と、電圧のV(ボルト)という文字を掛け合わせて出来ているそうです。
シンプルかつ、自分自身をとても上手く表現していると感心してしまいました。

やはり、ロゴというものは奥が深い。

2008年11月13日木曜日

UNIQLOCKのスゴイところ

とあるWeb広告系のセミナーで、「UNIQLOCKのどこがスゴイのか」という講演を聞きました。
自分なりにまとめると、こんな感じらしいです。(以下以外にも人によって様々な意見があるようです。)
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non verbal

― ノーコピー=言語で伝えない=全世界統一のフォーマット

physicalization

― 身体表現の極みダンスに徹したクリエイティブ

(※こっそりとオリエンタリズムを匂わせた)

handsome information※クールな(チャーミングな)商品情報

商品情報の全て”をデザイン化して伝える

new integration

           ― 様々な要素を足し算していく統合ではなく、必要要素のみの統合

link popularity

いかに内に呼び込むかではなく、いかに外でつながるかの視点

branded utility※商標化した日常の役立つこと

― 日常の中で、一番目障りでなく役に立つものの極み=時計

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すごく勉強になりました。

”商品情報の全てを、人間なら誰にでも伝わる簡潔な表現で、目障りでなく役立つメディアに乗せた、そしてそれらがつながっていく。”だから、スゴイってとこですかね。


その中でも自分が一番興味深いと思った点は、「link popurlarity」というところで、この部分が、UNIQLOCKのキモかなと勝手に思いました。

”生活者をいかに自社サイトに誘引し、その内でいかにブランド体験(≒滞在)させるか”というのが、現在のスタンダードなプランニングの視点です。
そのために、自社サイトには数多くのコンテンツ(情報)が格納されていたりします。この視点では、ブログパーツは”自社サイトに呼び込むためのツール”でしかないわけです。

しかし、UNIQLOCKというブログパーツは、”いかに自社サイトに呼び込むか”という視点ではなく、”いかに外でつながるか”という視点で設計されています。
なので、それ自体がブランド体験とならなければなりません。だから、それを可能とするあの秀逸な表現が乗っかり、広告賞総ナメのUNIQLOCKになったということじゃないかと思います。

このような動きがある中で、ブログパーツと自社サイトの役割や、さらにプランニングの視点はこれからどのように変化していくのでしょうか。

にしても、本当に2008年はUNIQLOCKの年でした。
これからもUNIQLOの動向には注目せざるを得ないです。