Googleが提供するオンライン写真共有サービス「Picasa Web Albams」が12月16日に公開されました。
そのサービスの中で注目すべき機能は、写真に写っている人物の顔を自動認識する機能。
人物の写った写真に「name tag」というタグを付けることができるのですが、「name tag」を付けるとアーカイブの中でその人物の写った写真を自動検出して同じタグが付けられるのです。だから、特定の人物が写った写真を一括で検索できたりします。
ちなみにこの「name tag」機能はGoogleが2006年に買収したNeven Visionという会社の技術をベースにしたものらしいです。(他にGoogle Translateと連携し、コメントを別の言語に自動翻訳する機能なども搭載。)
今までは、細かくフォルダに分けて整理するか、写真の付帯情報(タグなど)で整理するといった方法が主流でした。写真の中身の情報で整理できるとなれば、情報の整理の幅が断然広がります。
そういえば、ある特定の人物の画像が必要で、膨大なアーカイブの中、画像ファイルを一つ一つチェックした記憶があります、涙。自分の膨大な画像アーカイブの中で、特定の人物が写った写真を特定できるのは非常に良い機能です。
さらには、顔だけでなくもっと様々な要素が認識できるとようになることを期待します。
話は変わりますが、最近は顔認識系の技術を良く耳にします。デジタルカメラは顔認識機能を当たり前のように謳っていますし、渋谷の街頭ビジョンにも見ている人の顔を認識するシステムが導入されたそうですし。
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